はじめての海外旅行
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湊かなえ 「往復書簡」
去年公開され、松たか子主演の映画「告白」の原作者さんです。
映画は見てませんが原作の小説、本屋大賞を受賞する前に読みました。
「告白」は、小説として“面白い”とはおもったけどどのキャラクターも好きになれなかった作品でした。
今回の「往復書簡」はタイトル通り、手紙のやりとりのみで物語が展開していきます。
湊さん独特のキャラに、怖くなったり唸ってみたりは相変わらずです。
手紙ってメールより貰って嬉しい。
でも、送った方はどんな文章を送ったかとっておけないから、メールの方が便利。
それでも手紙を送りたい、送って欲しいと、読み終わってから思いました。
湊さんの本で一番面白かったのは「Nのために」です。
「往復書簡」は…2位くらいかなぁ。
「少女」と「贖罪」は、二度読みかえしたい作品ではなかったし…。
「Nのために」を超える小説が発行されるのを待っていますw